ピアノの練習 と 英語の勉強の共通点

私は4歳から24歳までピアノを習っていました。といっても20年間バッチリ習っていたわけではなくて、受験とか就職とかで1年〜2年抜けていたので、実質は15年くらいだと思います。


そのピアノの先生がめちゃめちゃ怖くて…。
随分怒られました。


『あんたが一番下手だ!』
『何度も同じことを言われても治らないやつのことをバカっていうんだよ!』


と、よく言われました。
時には手を叩かれ、時には
『こんなもの見れるか!』と言って楽譜を投げられたりしました。それもみんなの前で。


本当に嫌で嫌でたまらなくて…。
でも年に一度の発表会では年上のお姉さんたちが難曲を上手に弾いている姿を見て
『すごいなぁ〜。私もああなれるかなぁ。』
と憧れたりしていました。


ピアノ自体は好きでした。
でもある日、とうとう我慢できなくなり、ボロボロ泣きながら母に訴えました。
小学2年生の時です。


『本当に嫌で嫌でたまらない。ピアノ自体は好きだから他の先生に習わせて欲しい』


母は…


『あの先生はキツイかもしれないけど、間違ったことは言ってない。優しい先生に習えばラクかもしれないけど技術は身につかない。あの先生で頑張りなさい』


私は喰い下がりました。


『あの先生はキツすぎる。私の性格が曲がったらどうしてくれるんだ!』


すると…


『この程度で曲がるようなら私の子じゃない。出て行きなさい』


私は『うっ‼️』と息を飲み、そこでバトル終了となりました。


そこで母は続けました。


『いまは私を恨むかもしれないけど、いつか感謝する日が来る』


んなもんあるか‼️と心の中で毒付きましたが、果たして母の言う通り、大人になった今、母とその先生に深く感謝することになりました。


これほどまでに嫌だったピアノですが、高校生になった時、突然のめり込みました。
突然気持ちよく弾けるようになりました。
自分の身体とピアノが一体となり、弾きたいように弾けました。
指はコロコロと鍵盤の上を自由に踊り、優しい音も、悲しい音も、迫力のある音も自在に操れました。


この先生が徹底して実践させていた弾き方が、
『忠実な暗譜』でした。
暗譜とはその字のごとく、楽譜の暗記です。


●音そのもの
●音の強弱
●指の運び


1小説ずつ、上の要素どれ一つ欠けることなく徹底的に暗譜させられました。


この習慣を身に付けるのには非常に苦労しましたが、高校生になった時に、どんなに長い曲でも正確に暗譜できるようになっていました。


この頃には先生とも仲良くなっていて
『あんたには昔、随分苦労させられたわ』
なんて笑って話したりして。


この頃、母ともピアノの話をして


『辛いことがある度に逃げていたら何にも手に入れられない。私はあなたに忍耐強さを身に付けてもらいたかった』


と言ってくれました。
そして実は母も悩んでいたことを明かしました。
実は父からも周囲の人からも、母は理解を得られず孤独を感じていたようです。


『ピアニストにするわけでもないのに、嫌がる子供に無理強いするのはどんなものか…』


それでも自分の信念に従って、魂を込めて、私に大事なことを教えてくれました。


美しい花を咲かせるには、しっかりとした根っこが必要です。時には何年も掛かるでしょう。
実際にピアノの基礎をつけるのに、私は10年掛かりました。


英語も同じです。
●スペル
●発音記号
●意味
●用法
●例外


長文も一つ一つ解読していきます。
まるで千里の道のような、果てしなく続く道に思える時もあります。


でもコツコツ積み上げて行くと…
前だけ見て進んで行く…
突然視界が開けて、


『ああ、自分はこんな所まで登ってこられたんだ…』


という静かな感動が沁みてきます。


自分の努力は自分が一番分かっているから、誰の評価も必要なくなります。
他人と自分を比べなくなります。
自分を信じられるようになります。


人生という名の山登り。
私と一緒に一歩一歩登ってみましょう。


あなたが何につまずいているのか
どこで辛さを感じるのか
一緒に悩んで解決していきましょう。

2017年10月08日