クラッシック音楽と私

自分のブログを読み返すと、母のことを何度も回想していることに気付かされて驚いています。本当にぴったりと密接していて、コインの表と裏のような、どちらが自分自身なのか分からないような関係でした。

嫌なことや傷ついたことも色々あったけど、もちろん感謝していることもたくさんあります。

その一つが、クラッシック音楽を鑑賞する楽しみを教えてくれたことです。

中学生になった時
『音楽を聴くならクラッシックにしなさい』
と言われました。
中学生当時、私はまだ反抗期は迎えておらず、私は素直に『はい』と返事をして、せっせとクラッシックを聞いていました。

チャイコフスキー、シューベルト、ベートーベン、モーツァルト、ショパン、などなど…。
ひと通り有名どころを聞き込みました。

成長期の私は、それらの音楽に身も心も浸っていきました。浸りながら旋律をなぞり、覚え、頭の中で再現する、という作業を楽しみました。

44歳になった今、これらのクラッシック音楽に再び助けられています。

集中したい時や精神を安定させたい時、身体の中の音楽を呼び起こし、奏でます。
クラッシック音楽を聴くと呼吸が深くなって脈も整う感じがします。

そして不思議なのが、クラッシック音楽と茶道の関係。集中すると、いつもどこからか流れてきて、心地よく私を満たしてくれます。


大人になってから母に聞きました。
『なぜ私にクラッシック音楽を聞くように勧めたの?』

母は答えました
『成長期は、心が柔らかく吸収力の高い時期。だからこそ最初に良質なものを聞いてほしかった。』

母が成長期にクラッシックを聞くように強く勧めたのは、兄弟の中でも私ひとり。
絶対音感を持つ私だけでした。

遠い先を見越している母の目線。
深い愛情を今更ながら感じています。


2018年03月06日